国宝彦根城と埋木舎(うもれぎのや)
この頃主人が読んでいる本に出で来る社寺を旅しています。
先回は京都でしたが今回は、井伊直弼ゆかりの国宝彦根城と 埋木舎に行ってきました。 彦根城は築城400年際で賑わっています。 彦根城と井伊家、初代藩主、いい直政より14代藩主直憲にいたるまで260年間 一度の国替えや城攻めもなかったそうです。 井伊直弼の生涯は舟橋聖一さんの『花の生涯』で有名です。 今回は井伊直弼が17歳から32歳までくらした『埋木舎』をシッカリ みてきました。 埋木舎を見ずして井伊直弼は語れない!そうです。 直弼は和歌を詠じてこの館を『埋木舎』と号したそうです。 直弼は茶、歌、鼓、能、は達人の域で、国学、書、禅、焼き物 武術、馬術、柔術、弓術、などの文武両道の修練を1日 四時間眠るだけで足りると埋木舎で励んだそうです。 『世の中をよそに見つつも埋もれ木の埋もれておらむ心なき見は』 『むっとして戻れば庭に柳かな』 直弼の一生の親友、国学者、長野主膳と三日三晩、人生論を 語り合ったのも埋木舎だったそうです。 主人が館長さんに諸田玲子さんの(奸婦にあらず)や(花の生涯)に出てくる 村山たか女に着いてお聞きすると、そんなことはありえない と、特別に一つ一つのお部屋を説明しながら案内してくださいました。 その時の情景が浮かんでくるようでした。 「埋木舎」今もそのまま残っています。
by jyuntonana
| 2007-07-24 22:34
| tabi
|
Trackback
|
Comments(4)
Commented
by
antix0929 at 2007-07-25 19:19
こんばんわ。。井伊直弼の名前は昔に勉強して知っていましたが、ここまで深くは知りませんでした。。。勉強になります。
改めての名所めぐり、いいですね~。。
0
Commented
by
magic-days at 2007-07-26 08:01
本を読んで歴史が刻まれた場所に立ちたいと言うのは、
自然な成り行きですが、実行出来る方は中々いらっしゃらないのでは ないでしょうか? 今だからこそ出来る楽しい小旅行ですね。 御夫婦一緒と言うのが叉素敵!
Commented
by
jyuntonana at 2007-07-26 10:01
Commented
by
jyuntonana at 2007-07-26 10:07
magicさん おはようございます。
学生時代、歴史は余り好きではありませんでしたが、 実際に今残っている現場に行って住職さんや館長さんのお話を聞くと その時代のことが良く分かります。 小説を書く時も諸田さも船橋さんも矢張りお話を聞きに来られたそうです。
|
by jyuntonana カテゴリ
フォロー中のブログ
北川ふぅふぅの「赤鬼と青...
Nokko’s『わたしの日記』 わたしのささやかな暮らし はがき絵 日和 絵手紙遊印彫師・夢追い人 牟礼だより カワセミ工房 鎌倉 (旧... すみさんからの絵手紙 のこたんのきらきら絵手紙... ぽんぽこの絵手紙、字手紙... にぎやか日記 チャーミングさんの絵手紙... 川のほとりの小さな家から QPの思い立ったら吉日~... きゅうママの絵手紙の小部屋 shizuoといきいき過ごそ! 四季折々 (3) 里のままが描く絵手紙 月の夜うさぎのように飛び跳ねる 元気もらって元気くばり どら絵もんのポケット Ⅱ 日々の暮らし がばいちびちゃん の 絵... 素敵 ゆったり田舎暮らし 絵日記&50円の旅 小江戸・ばあらの日記 ピッコロの晴耕雨筆 おのりの絵手紙あそび 絵てがみとナチュラルリース 二人の絵手紙 絵手紙グッドタイミング 四季折々<4> スカシバ君 お気に入りブログ
最新の記事
最新のコメント
以前の記事
2024年 03月
2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... ライフログ
外部リンク
記事ランキング
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||